私は田舎に住んでいるので、周囲のだいたいの人が高校を卒業するときに自動車教習所に通って免許を取得していました。その時期はとても教習所が混んでいるので、私はみんなよりもちょっと遅い時期に教習所に通っていました。 教習所と言うのはけっこう独特の雰囲気ですし、ちょっと嫌な感じの教官に当たってしまうとそこから通うのが嫌になってしまう事もあります。免許取得までの道のりは案外長くて険しいと言う印象で『今からもう一回自動車教習所に通って』と言われたら、なるべくなら断りたいと思うほどあまり良い思い出はありません。 しかし、当時の私のような10代後半の若者ばかりが免許をとりに来ている訳ではなく、自分の両親やそれ以上の年齢の方も結構いらっしゃいました。たまたま座学の時に隣の席だった男性は60代だったのですが「孫と暮らすために最近になって東京から引っ越してきた」とのことで、お孫さんをいろいろな場所に連れて行ってあげたくて免許を取りに通っているとのことでした。 自動車免許の取得一つとっても、いろいろな事情や人間模様があるのだと思いました。